避雷針の設置基準

避雷針.comでは、建築基準法に基づく避雷針設備の設置基準、接地抵抗、保護角の解説をしております。避雷設備の設置の規定は、従来の円錐状の保護角を用いる測定方法から回転球体法による保護角の算出に移行されております。

建築基準法のポイント

 避雷針の設置基準、設置義務については、前項で解説した
●JIS規格
●新JIS規格
による規定だけではなく、建築全般の法規を定めておる建築基準法によっても、避雷針の設置基準が定められておる。

 建築基準法による設置基準は
●保護角法
などの算出規定とは異なり、その対象建築物の一定の基準範囲による規定が盛り込まれるのがポイントじゃな。

建築基準法の避雷針設置基準規定について

 建築の法規を定める建築基準法では、建物だけでなく建築物の付帯設備についても一定の基準を設定しておる。

 尚、建築基準法によって定められておる避雷針の設置基準は非常に簡潔。

 避雷針の設置規定は以下の条件に当てはまる場合となっておる。

【建築基準法による避雷針の設置基準規定】
★高さ20Mを越える建築物には、有効な避雷設備を設けなければならない

 この避雷針設備の設置基準規定は
●建築基準法第33条
 に設けられておるのじゃよ。

避雷針の設置基準規定【画像】